「なんでお前が就活について語ってるんだよ」
そう思った方、
一言いいですか?
僕人事とかじゃないしね。
でも実際グループディスカッションとかに関してはほとんど落ちたことないんですよね。
(え、それ以外はどうだったのかって?それはお前、あれだよ)
人事さんに「こう言う議論結構慣れてるの?いい感じに進めてくれたよね」と言われたこともあります。
こんなしょうもないレベルの人見知りでうまいこと議論を勝ち抜くコツをまとめたので、これから就活で話すの苦手だわあって人は参考にしてください。
ぶっちゃけセコいので注意。
目次
■目次
▶まずはじめに
▶①なんでも否定してくるやつ
▶②まじでリーダーシップ取れる勢
▶step3 〜やんわりと議論修正する〜
▶step4 〜ちゃちゃ入れ〜
まずはじめに
これから書くのはあくまで、人見知りやらなんやらで人と話すのが苦手だったり慣れてない人が
グループディスカッションでうまく立ち回る方法を書いたものです。
これやったら「外資系に内定!」とか「D通に内定!」とかそういうのじゃありませんよ。
そういうのはもっとハイスペックなベンチャー企業がやってくれるのでそっちを参考にしましょう。
グループディスカッションは、議論中の約30分とかの間にいかに自分をうまく見せれるかの勝負です。
ぶっちゃけたかだか30分かそこらのディスカッションで、就活生の全てを把握できるわけがない。
そもそも皆就活武装してるわけだし。
ここでいかにできるっぽく見せれるかが重要になってきます。
もちろんこれは面接でも一緒です。
でも実は、面接よりもグループディスカッションの方がものすごく対策が立てやすいんですよね。
なぜか。
そもそも面接は考えなきゃいけないことがたくさんあります。
自己分析業界分析
企業分析
「なぜこの企業に行きたいのか?」を考える
「学生時代頑張ったこと」を考える
自己PR作り
会社でやりたいことetc
うわあああああ面倒くさい。
これ全部こなさなきゃいけないとかマジ就活生大変。夏とかスーツもあいまって地獄ですよね。
それに対してグループディスカッションは、いかにそれっぽく見せるためのステップを踏めるかが重要になってきます。
つまり、それっぽく見せる型を覚えて慣れちゃえばいいんです。
僕もこれは結構簡単だったんでスイスイ行けちゃいました。
と、その前に「こいつらがディスカッションで現れたら諦めてね」ってのを書いたので目を通してもらえればと思います。
ここら辺を叩き潰せるのはガチのハイスペックなので、僕らのように”ディスカッションだけ出来るっぽく見せる勢”は諦めましょう。
①なんでも否定してくるやつ
これはもうどうしようもない。
僕も遭遇しました。
僕が何か言うたびに、
相手「あ、うん、それも。いいんだけど、結局○○の面でダメだからこっちの方がいいんじゃない?」
僕「あ、それはそうなんだけどとりあえずは・・・」
相手「いや、まあ、うん、そうだよね、そうなんだよ?そうなんだけどさ、」
あああああああああああああああ
これはロジックがないと論破できません。いや、ロジックがあってもダメかも。
ここで喧嘩すると僕の自分の評価も下がっちゃうので相手にもできませんし。
僕のはあくまでディスッカションをうまく乗り切るための抜け技なので、これくるときつい。
②まじでリーダーシップ取れる勢
これはあきらめてね、うん。
いるとこにはいるんですよ、ハイスペックマンが。
メンバーの意見を全部吸い上げそれらを肯定しつつ最終的に圧倒的なロジックで自分の意見に着地させるやつ。
宇宙人かな?
これきたら諦めて補佐に回りましょう。
太刀打ちしてもいいことないです。
まあこのタイプは全然悪い雰囲気にならないんで任せて大丈夫。
さあさあ、本題に入っていきましょう。
*ちなみに今回は実際に僕がやった「社会人に必要な要素を五つ考えよ」というのをテーマに書いていきます。
step1 〜挨拶〜
さあ、勝負はすでに始まっています。
まず大前提として、ディスカッション前の就活生は異様に緊張しています。
あの独特な”周りの様子を伺う感”はすごい。
当然それは挨拶からも漂ってきます。
「あ、はい、〇〇大学の△△と申します。よろしくお願いします、、、。」
だいたいこんな感じかと思います。
まあ人事の人もいますしね。ちょっと恐る恐るな感じも出るんでしょう。
そこでまずは自分の挨拶でちょっと目立つのです。言うこと自体は何でもいいですが、基本は「なんか軽くねえ、こいつ・・・?」という印象をつけましょう。
だいたい「そっすねー」とか「いやー全然こういうの慣れてないんでなんか仲良くできればいいなとか思ってます~笑」
とかそこらへん言ってればいいと思います。
周りがカチカチに緊張してる中これやると意外と目立つんですよね。
あんまりにも
って感じだとさすがにちょっとあれなんで、ほどほどに目立ちましょう。
大事なのは他の就活生に「あれ・・・?この人なんか余裕ありそう・・・?」と錯覚させることです。
step2 〜誰かが発言するまで待つ〜
ここからディスッカションが始まります。
まずここで絶対にやっちゃいけないこと。
リーダシップを取ろうとしない。
これ重要。
就活だといい評価を得ようとして積極的に発言しに行っちゃう人がいます。
それはあかん。
いや、もともと出来る人はどんどん発言しましょう。
でも人見知りで緊張しいの人がリーダーシップを取れるでしょうか?
いや、とれない(反語)。
人をまとめるのって難しいんですよ。
慣れない人がリーダーシップを発揮しようとしてもボロが出て評価が下がるのでやめましょう。
基本スタンスは”積極的に発言しない”です。
「いやいやいや、積極的に発言しなかったら落ちるやん」
実はそうじゃない。
まあその理由は後ほど。(伏線)
とりあえず誰かが発言するのを待ちましょう。
必ず痺れを切らして誰かは発言します。そりゃあ、そうしないと始まらないので。
そして第一声、おそらく誰かがこう言います。
「じゃあまずこれに対するみんなの意見を話していきましょうか」
きた。
ディスカッションに慣れてないと「とりあえず意見出ししよう」って言い出す人が必ずいるんです。これが出るのを待つのです。 ちなみにもしこのまま進むと、
「意見出ししよう!」
↓
「よし意見出た!」
↓
「さて、この後どうしようか・・・」
という空気が必ず流れます。
こうなる前にあることをしましょう。
step3 〜やんわりと議論修正する〜
自分が行うこととは”議論の共通認識を揃えてあげること”です。
ディスカッションのテーマって大体曖昧な部分があるので、そこの定義決めをする必要があるんです。
これを揃えないとひたすら議論が広がるだけ広がって終わりが見えなくなるんですよね。
ぶっちゃけこれを揃えさせた人が勝ちみたいなところもあります。
今回のようなテーマなら、
社会人の定義って何?
その社会人はどんな種類の仕事をしてるのか?
仕事してない人はどうなのか?
とかいくつか考えなきゃいけません。
そこをまず考えていきましょう。
この部分を押さえておけば、たとえ誰かに先に発言されても恐れることはありません。
やんわりとそれを修正して、共通認識を揃えてあげればいいのです。
そう、やんわりと。
具体的には、
「あー(思慮深げな声で)」
を比較的大きな声で言います。そうするとメンバーの注意ががこっちに向くのでちょっと間をおいて、
「なるほどね、確かに意見だし大事だよねえ。
でも、うーん、なんかね社会人ってところがすごい漠然としてる感あるから、
まずそこ決めちゃった方がいいかなー?って思うんだよねえ。
社会人っていってもいろんな職業についてる人がいるじゃない?
だからそこらへんこっちで仮に設定してそっから進めた方がいいかなーって思うんだけど・・・どうかな?」
こんな感じです。
君の意見も素晴らしいよ?大事だよ?でもねえ、こっち決めた方がいいと思うんだよね~どうかな~?(チラッ
という感じで決して波風を立てないことを意識しましょう。
文章にするとさっきの否定マンとの違いが分かりづらいですが、すげー相手の意見に賛同するけど最後にちょっと「自信ないけど僕の意見もどうかな・・・?」くらいの感じをイメージしていきましょう。
step4 〜ちゃちゃ入れ〜
定義を決めたらやっと意見出しです。
僕らの場合は、
「社会人がつく代表的な職業をいくつか挙げて、それぞれの職業に必要な要素を書き出す。そしてその中で、どの職業にも入ってるものが社会人に不可欠な要素だよね」
ということを定義としました。
さあ、みんなの意見を聞いていきましょう。
ここで大事なのが「チャチャ入れ」
あ、邪魔するとかじゃないですよ。
誰かが何か行ったら必ずいいリアクションをしましょう。
「あ~それわかるわ~」
「あ、それもあったなあ。盲点だったわ」
「あ、なるほどねー。そういう○○とかよくあるもんねえ」
などなど、相手の話を聞いてるアピールできればなんでもオッケー。
ベストはさらっと感想と自分の意見を混ぜるのが理想。
つまり目立つリアクションができれば大丈夫です。
なんか余裕あるっぽく振る舞うのってすげえ大事なんですよ。
その人の発言がなんか正しいんじゃないかって雰囲気になるので。
ぶっちゃけ自分はチャチャ入れをして、議論は任せておけばいいんです。
そんで、要所要所また再定義が必要なところや意見がまとまらなそうなら、
「あーなるほどねえ、それもすごくいいよねえ。でも○○を決めるともっとスムーズだと思うんだよねえ。どうかな?」
をぶっこんで議論を修正していけばオッケーです。
”基本スタンスは発言しない”と言ったのはこの面ですね(伏線回収)。
議論の下地を作ることができればあとは勝手に議論が進むんです。
無理に発言しなくてもそこの下地を作ってあげることができれば何の問題もありません。
下手にリーダーシップを取るよりも、下地を作れる人の方が評価は高いと思います。
だいたいグループをまとめようとして焦ってそこの意識が抜けるので、
自分に焦りがない状態でのんびり議論の足りないところを見つけて補完すればすればいいのです。
step5 〜あとは流れで〜
あとは流れで、いや本当に。別に書くのが面倒になったとかじゃないぞ
基本は、
曖昧な言葉の定義を揃える→意見出し→必要なら定義付け→意見出し→曖昧な(ry
のループじゃないかなと思います。
議論は任せてもいいですが、自然と自分が仕切る雰囲気になる時もあります。
こうなったら勝ちゲー。やったね。
やんわりとでも議論を修正することができれば「あれ?この人の意見すごくあてになるんじゃね?」な空気が流れるのでそうなったら自分で主導権を握りましょう。この時も決して気合を入れずにね。
あれー?なんか俺仕切ってる?仕切れてる?まじかー。そんなつもりないんだけどなー。でも仕切んなきゃだめかー。うわー。めんどいけど俺が仕切るのかー。うわー。
まあここまでやらなくていいですけど。
アピールしてないのにさらっと主導権を握れてるのはかっこいいですよ。
まとめ
どうでしょう、参考になりましたか?
先輩から教わったのですが、僕は割とこんな感じでディスカッションを乗り切ってましたね。
こんな僕でもマジで自然と仕切る側に回れてたので、いやあびっくりです。
本当に余裕ある感じは就活で大事ですよ。これがあるだけでだいぶ違うと思います。
でも「いやできねーよ!」って方は、
”ディスカッションではまず言葉の定義や共通認識を揃えること”
これはどこでも使えるので覚えておきましょう。
とにかく就活生の方はこれから本格化してくと思うので、是非(ほんのちょっとでも。ね。)参考にしてください。