就活が解禁して二週間・・・・・・らしいですな。
就活生の皆様いかがお過ごしでしょうか。
今はエントリーの段階・・・・・・なのかな?よく知らない
もう本格的にやっている人も「まだいいや、へへっ」みたいなかつての僕みたいな余裕を持っている人(やばいゾ☆)も、みんな頑張れ。
就活といえば、ESやら面接やら思い出すだけで吐き気のする様々な取り組みをするべき、と世間様では定められています。
そのうちの一つにあるのが”OBOG訪問”
「自分の行きたい会社の先輩にあれこれ聞いちゃおうゼ☆」な取り組みです。
選考には有利になる・・・・・・のかな?やったことないから知らない
就活時代、僕の友人も勤しんでいたなあ。
今回はそんなOBOG訪問の派生版ともいえるものについてをば、つらつらと。
会社辞めた人訪問
ーーーかなり「おやおや?」と思われるネーミング。
ですがやることは凄く単純で「自分が行きたい会社を辞めた人を訪問する」
以上。
もちろん僕は内定童貞なもので、実際にこれをやって内定を獲ってやったぜなんてことはありません。なので「辞めた人訪問やったら就活上手くいったぜえ~ワイルドだろう~」とは言えない。
が、色々ハードルはあれど辞めた人訪問って結構効果的なのでは、
とふと思いブログに書いてみました。OBOG訪問より効果的・・・・・・かも。
(ほぼ)しがらみのない意見が聞ける
一番の理由は、これ。というかこれしかない。
良くも悪くも忌憚の無い意見を聞ける可能性は高まります。
会社に入ると、まあしがらみが多くなるもので・・・・・。
社会人が本音を話せる場所って、無いんじゃないかななんて思う今日この頃。
「ホントはこれ言いたいけどなー。でもなー、これ言って就活生の志望度落ちたらめんどくさいなー。怒られるかなー。あー。なんか悪い評判広まるかなー。あー」
こんな感じ。上司、先輩、すてーくほるだー等色んな人の顔が思い浮かびそう。
もし自分が訪問されたとして、
「お客様の笑顔が見れると凄い嬉しいですね」
「仕事は大変だけど〇〇な部分でやりがいがある」
「学生のうちは英語をやっといた方がいいよ」
「一回は就職しておいたほうがいいよ」
「自分のキャリアステップはキチンと考えておこう」
おそらくほとんどの方が“当たり障りのないこと”を就活生に話すんじゃないかなあと思うんですよねえ。
僕はOBOG訪問をやったことがありませんし、
されたこともありませんし、
される予定もないので想像でしかありません。
が、いざ社会人になると「もし訪問される側になったらみんなおんなじこと言うんだろーなー」と思う今日この頃。
中川淳一郎氏の本に毒されてきた
でもそれもしょうがなし。
「「マイ〇ビに書いてある条件全部嘘だから辞めといたほうがいいよ」」
なんて口が裂けても言えませんもん。怒られちゃうから。
「社長やべえからマジで」なんて言って、もしそれが広まったら・・・・・・ね。
もちろん普通の訪問でも「こうすれば内定取れるよ!」的なテクニック論は非常に役立つとは思うので、その点では参考にすれば良かったなと後悔しています・・・・・・。なにしろ内定童貞
入社前と入社後のギャップが知れる
結局就活生が一番知りたいのってこれじゃないのかなあ?なんて思います。
僕も就活の説明会で「入社前と入社後のギャップはありましたか?」なんて質問はたくさんしてきましたし、たくさん質問してる人も見てきました。
なんだかんだ理由をつけて綺麗にまとめていた人は多かったな。
”イメージと違うこともやったけど案外良かったよ”的なものが多かったかしら・・・・・・。
「イメージと違う業務でしたが結構楽しいです☆」みたいな
まあでも全員が全員ギャップを楽しめるわけはない訳で。
「は?話と違うんだけど?(憤怒)」
な気持になった人も必ずいる(断言)。
もちろん多少のイメージの違いはある。
が、それが許容範囲を超えてる人は数多いでしょう。
辞めた人であれば、入社前と入社後のどちらの顔も持ち、
しかも(さっきの話と連動して)しがらみなく、
遠慮のないギャップを話すコトが出来るんじゃねえかな、と。
就活生への気遣いが無用なので、あんなことやこんなこと、たくさん聞けるかもね。
手間はかかる
もちろんメリットだけではなく、デメリットも存在。
当たり前ですがOBOG訪問と比べて非常に手間はかかります。
まず“有名企業ならまだしも中小零細企業を辞めた人をどう見つけるか“という問題。
ぶっちゃけ有名企業を辞めた人(ネガティブな理由、ポジティブな理由関わらず)って
比較的見つけやすい。
なぜならよくSNSやイベントに出現するから、です。
有名企業に行く人はいろんな意味で動きの良い人が多い。
交流会へ参加して人脈作りに勤しんだり、
SNSで活動をPRしたり、
ひっそりと人を紹介してもらったりと。
比較的「あ、この人ここ行ってるんだ」と判断しやすいのですね。
ベンチャーであれば、同じ界隈の方が集まるイベントもごまんとありますし。Facebookのイベント検索おススメ。
それに有名企業であれば、そこを辞めた話だけでブログで話題になったりするのでそれ経由で見つけるのもあり。この記事とか面白い。
野村證券の辞め方。新卒入社1年半、僕は給料泥棒でしかなかった。 | カルロス天才.com
D通は言わずもがな。
なのでそこまで苦戦はしないと思いますが、中小・零細企業はそうはいかない。
日本企業の99%は「きみだれ?」レベルの名も知らぬ企業が大半なので、
辞めた人となるとかなりレア。
さらにネガティブな理由(うつや病気等)で辞めていれば表舞台に出てくる可能性はあまりありません。
できそうなことといったら、現役社員ならすぐ会えるのでそこのツテで話を聞きにいく、とか。「辞めた人の居場所聞くなんて変な奴だな」と思われるおまけつきで
多くの人数に会わないと判断しづらい
辞めた人訪問の理想は「なるべく多くの人に会うこと」。
というのも、一人だけでは「その人の意見があてになるか分からない」ためです。
ネガティブな理由で辞めた人に会社の感想を聞いても、
ネガティブな理由が返ってくるのは予想がつきますし、その逆も然り。
良くも悪くもその人のフィルターがかかっているので、
「客観的な一意見」として捉えるのが難しいんですな。
例えば「残業が多い」の場合。
ネガティブな理由で辞めた人であれば、
まあ当然会社へのよろしくない評判をたっぷり聞かされるでしょう。
「めんどくさい仕事ばかり振ってくる。おかげで休日もねえよおおおおおお!」
とかとか。
ポジティブな理由で辞めた人はどうでしょうか。
同じ残業が多いという事象でも「色んな仕事をもらえるから成長に繋がる!」と捉える人もいるかもしれませんし、「仕事楽しいから休日もやっちまうぜヒャッハー」な方もいるかもしれません。
もちろん、「“自分の経験“と“客観的な出来事“は別物である!」と自覚して話せる人ならば問題ないでしょうが。そんな人ばかりじゃありませんからねえ。
ついつい感情で主観的な意見を述べてしまうかも・・・・・・。
そんなときに就活生の方で、情報の取捨選択が重要になるわけですな。
情報の取捨選択は結構根気と判断力のいる作業。
そんな作業が好きな変態さんは、やってみるといいかも。
まとめ
うだうだ書いてきましたが、
とりあえず誰かやってみてよ。そして結果教えて(・ω・)ノ