こんにちは、ぶらりぼっち日和です。
現在都内で派遣の営業として働いている僕。日々都内を駆け回り自社の商品を売るために駆け回っています。
これだけ聞くと「ブラックそう」だの「きつそう」だの「そもそも営業自体やばそうじゃね?」だのいろんな印象を持たれそうですが、僕自身は今の職場には特段の不満はありません。
確かに非常に細かい事務作業で全体の足が止まったり、新年会や納会等、節目でめんどくさい飲み会イベントはある。
が、残業はほぼ皆無だし成果をガン詰めされることもなく割とゆるゆると働いている面等を考慮すれば、世間一般のブラック企業より数百倍良い企業なのかなと思います。
そんな優良っぽい企業で働いていても、ストレスは溜まるもの。
そもそも僕は働くという概念自体が嫌い。以前当ブログでも「どんなに優良企業でも仕事の概念が嫌いじゃどうにもならんわ!」という叫びを文字にしました。
仕事の概念自体が嫌いという人生詰み状態の僕ですが、それを加速している要因が一つ……。
通勤時間という悪夢
いやあ、正直舐めていましたね。学生の頃は、
うはwww電車で寝てるサラリーマンとかだっせえwwwうはwww楽しく働けてない人は大変ですなあwww
とか思っていました。
すまんな、当時の人々。体感してみると、これは人生最大レベルの問題なんですね、ほんと。
通勤時間が長い=人生の八割が台無し
今回の主張は、これ一本。
昔はなんやかんや耐えれるだろうとたかくくっていた満員電車。
きちんと目的を持って働いていれば満員電車も乗り越えられる(キリ
とか本気で考えておりましたが、そうはいかなかったぜえ……。
日々満員電車を体感している僕が、そのリアルを色々記していきたいと思います。就活生はこれを見たら、ちゃんと自宅から近い職場を選ぶことを推奨するゾ。
長い通勤時間はデメリットだらけ
前提として長い通勤時間、そして満員電車にはデメリットしかありません。
辛いことを乗り越えればいつかそれが力になる(キリッ
という方もいますが、通勤時間を経験しても人生にはなんのプラスにもなりません。仕事は毎日行くもの。少しでも通勤にゆとりがあるならそれに越したことはありません。
夏場なんて最悪ですよね……。暑いし汗臭いし何も良いこと無し! 他にもデメリットは腐るほどあります。
精神を病む
自分で満員電車に乗ってて思うのですが、おそらく日本のサラリーマンの大半は多かれ少なかれメンタルをやられているかと思います。
へいへい言い過ぎじゃないのか?HAHAHA
なんて思っちゃいけません。
冷静に考えると、電車という狭い鉄の箱の密閉空間に常に250%くらいの乗車率で人間が乗車するのって、なかなかにクレイジーな状況です。
目の前におっさん、
横におっさん、
後ろにもおっさん……
朝の満員電車はまさにおっさんボックス。
こちらにガンを飛ばすおっさんやほんのちょっと体が触れただけで凄まじい舌打ちをするおっさんなど、
ここは世紀末かな?
と思えるような状況が多発します。
もし電車の遅延やダイヤの乱れが出ようものなら、駅で必ず一人は「こいつやべえよ」的なキレ方をする人間を見かけることになるでしょう。
駅員に詰め寄ったり乗客同士で喧嘩をしたり、驚くほどに日常茶飯事。
皆さんは子供の頃、喧嘩はをしちゃいけませんと教わりましたでしょうか?車内や駅では、そんな教えをすっ飛ばすようなことがそこかしこで起こっているんです。
こんな中で何も感じず、平常心で電車に乗り続けられる方がむしろおかしい。こんなもん何十年も続けたら発狂しそう。
物理的に痛い
ダメージを受けるのはメンタルだけではありません。肉体も物理的ダメージを受けます。
満員電車は人がいっぱいいるとかそのような次元ではない。
『狭い箱に人を無造作にぽんぽこ投げ込み、目的地まで運搬している貨物列車』という、そんな感じ。
とにかく人を詰め込まないといけないので、密着度がえげつないのです。文字通り身動きなんか取れません。体を半回転させるのだって一苦労ですよ、ほんと。
そんな状態なので普通に足は踏まれますし体が変な方向で固定されるし肺辺りにものすごい圧がかかって苦しくなったりと、踏んだり蹴ったりの状態。
しかも匂いやら淀んだ空気が充満しだすので、なかなかに気分が悪くなる時も。人によっては耐えきれずに途中下車して戻してしまうこともあるそうです。というか知り合いに何人か……
このまま継続してたら内臓がグニャングニャンに潰れちゃいそうな圧のかかりようで参ってしまいます……。
というよりも確実にどっかでは怪我してる人いると思いますよ、ええ。
通勤で働いた感覚に陥る
出勤するだけでこんなに重労働なわけですから、やっと会社に着く頃にはすでにヘトヘト。まるでもう一仕事終えたような感覚に。
ふう、一仕事終えたしビールでも一杯……
さ、朝礼始めるぞー
「」
気分はこんな感じ。なんとも悲しいことにまだ仕事が始まってすらいないんですよね……。
朝の段階で体力をすり減らし、(人によっては)仕事でも成果を求められ体力と精神をすり減らし、帰りも満員電車に揺られ体力をすり減らし……。
毎日これを繰り返し繰り返し過ごしていく。これはやばいです。
一日寝て回復する人はそんなに問題ありません。また翌日からマックスの状態で働けるわけですから。
しかし大抵の人はフルに回復するのは難しいもの。
残業したり飲み会に行ったりすれば、それだけで就寝時間は遅くなる。就寝時間が遅くなり睡眠時間が減れば、体力の回復も遅くなる。
これは、毎日HPの総量を減らしながら生きている感じです。今日総量が100だったものが翌日には95までは回復。その翌日には90まで回復……というように、ろくに回復もせず貯金を切り崩しているも同然です。
なんとか二日の休日があれば持ちこたえられますが、休日出勤が多かったりそもそも休みが少ない人なんかはやばい。総量はどんどん減っていくことでしょう。
そして時間が経てば、今度はマイナスがスタート地点になり、そこからどんどん下っていくだけ。「これが平気!」という方がどうかしてるかと思いますね。
若いうちは体力があるからヘーキヘーキ!なんて聞きますが、要は貯金を切り崩してるだけ。
満員電車のストレスによる弊害も、仕事のストレスによる弊害も、短時間睡眠による弊害も、多分今の世代が年をとったら一気に襲いかかるんだろうなあ。
通勤時間で有意義に勉強!
……わけはありません、ええ(断言)。
少なくとも都心の電車では絶対に無理。
通勤時間に勉強(キリ
通勤時間にインプット(キリ
通勤時間を有効活用(キリ
みたいな方、たまに見かけるのですが、いや、無理。
僕も片道一時間前後かかるので「この時間有効活用したいなー」と思い立ち、ブログ執筆とか読書とか、やろうとしました。
が、すぐ挫折。
そもそもスペースの確保が難しい。立ちながらであれば何かをするスペースは確実にありません。
たまに立ちながら読書をしてる人も見かけますが、あれは猛者ですし意外と邪魔だったりするのでオススメしません。
座っていてもほとんど同じ。立ち状態より多少はマシですが、それでも前方と左右に人がいて、結構キツキツな場面。
物を鞄から出そうとすると大体隣の人にぶつかりますし、人でいっぱいいっぱいの車内にわざわざ別なものを持ち込んで空間を狭めてしまうのはあまりよろしくない。
それにそもそも、あんな淀んだ空間で普段通りのクオリティーの仕事や作業ができるかと聞かれたら、正直微妙。
頭の使わない単純作業ならわかりませんが、例えば記事の執筆等頭の使う作業をあそこでやれと言われたら……できないなあ……。
そもそもそこまで意識高くないからなあ……。電車は寝たい派です。
就職するなら職住近接を
これらを考えると、もし次就職するなら確実に職場に近いところを選びます。
いわゆる『職住近接』というやつです。妥協しても通勤時間30分前後か、確実に座れるような路線。
極力満員電車のリスクを減らさないとまずいんです。これ絶対早死にするって、いやほんとに。体も物理的に傷つくし。
この満員電車が緩和されれば、あらゆる人の人生の質は多少マシになるんでしょうが……。
仮に、今あなたが自分の好きな職業に就けたとして、この満員電車がある限りその楽しみの半分は削り取られる可能性は高い。
ほんのちょっと想像するだけでもわかります。
毎日毎日ムンムンした淀んだ空気で充満した、人がぎゅうぎゅうに詰め込まれた箱に入って通勤する……。
汗ともなんとも言えないあの妙な匂い……。
息がつまるほどに押しつぶされる車内……。
ちょっと体が当たるだけで舌打ちが飛ぶ……。
あああああおそロシア。ここはどこかね。
会社の近くは嫌とか、都心で勤めるのに家賃の高い職場近くに引っ越すなんてそんな……という思いも当然ありますね。
なので完璧に職場の近くは無理でも、職場に極力近づくような場所を選んだ方が良いでしょう。
これが会社の寮とかになると、さすがに話は変わってきますが……。
会社のために近くのホテルに泊まるとか絶対嫌ですし。僕も前職時代は、翌日の勤務が早かったら近くに住む社員の家に宿泊していましたが、ストレスがものすごかった。
半端なくイライライライラ。
『なんで仕事のために【帰宅】という選択肢を捨てなければいけないのか』
という気持ちでいっぱいでしたね。宿泊場所がホテルであってもそれは同じだったでしょう。
お金も大切ですが、何より自分の精神や時間のことを考えるとこれは極力緩和しなくていけない……。
使い古された意見ですが、改めて『満員電車はやばい』と、自分で体験してみると思います。いつまで働くかは知りませんが、(一部の不労所得者を除いて)何十年かはなんらかの形で労働に携わると考えると、これは由々しき事態ですよねえ。
あーーーー、奥多摩あたりに引っ越したい。