”目に見えない労力を費やさせる”ということ

マジで目に見えない労力をどう捉えるかでその人のレベルが如実にわかるなあって思います。

昔の「簡単にできる人のレベルの測り方」で書いてますが、


ものの頼み方が丁寧

これ凄い思います。

例えば僕は学生時代にイベントの集客のお手伝いを頼まれることが多かったんですよ。
学生なのでお金もかけられない、誰かに頼らざるをえないわけです。
僕も頼ってましたね。「興味ありそうな学生呼んでください!」って感じに。


その際に、

 

これ誰か興味ある人いたら誘ってください!

↓↓↓

(イベントURL)

 

 

 

なんてLINEしてくる人がいるのです。しかも久しぶりの連絡とかで。

「お久しぶり!」とか「今日はお願いがあり連絡しました」とかも無し。
マジでこれだけ。

普通に考えておかしいですよね。

僕なら最低限、

 

    最初の挨拶

    今日の要件

    簡単なイベント概要

    どういう人を呼んでほしいか

 

は書きますねえ。
別に学生のイベントに限らず、

人に何かを頼むときは「相手が聞き返す必要のない形」で頼むのが鉄則です。

引用:簡単に出来る”人のレベルの測り方” 

 

 

 

ここら辺ができる人はやっぱすごいなあって思います。

イベントだけじゃないですが、こういう依頼毎って思った以上に時間奪われるんですよねえ。

例えば飲み会の幹事とか、書類の作成とか。

これと同じ感じで、何かの投票を促すメッセを急に送ってきたりとかされても基本何もしないです。

別に頼むのはいいんですがスタンスが嫌いです。
コピペでもいいんできちんとコミュニケーションのとれた文章を書いて欲しいですねえ。

「これくらいできるっしょ?」は場合によってはかなりイラっとする考えなので超注意です。

この見えない労力の中で、ある意味一番気を使うことって人の紹介だと思うんです。

 

紹介を気軽に頼まないで

 

「お疲れ!知り合いで△△な人いる?」

 

img_3
(誰か元ネタ教えて)

さっきの引用文と一緒ですがこれ系のものの頼み方が嫌いです。

ある程度関係性があるならいいんですが、全然会ってないとか関係性が薄いのにこれやられると
「おいおいちょっと待て」となります。

 

紹介って意外と大変なんですよね。物理的な時間もそうですが相手の時間を頂くということに対する精神的な苦労があります。

 

よく自分の友人の方を身内に紹介することがあるんですよ。仕事でもプライベートでも。

頼まれてなくても「あ、この人とこの人合いそうだな」って思えば紹介したいなーって思うし。

 

その時はいつもこんな手順を踏んでます。

①合いそうな人のピックアップ

②お互いへの確認

③各自の紹介

ちょっと一個ずつ見てきますね。

 

①合いそうな人のピックアップ

 

最初の段階にしてこれが一番気をつかいます。

依頼した人は何を求めて、どういうことがしたくて、どういう人を紹介して欲しいのか

ここら辺を考えて合いそうな人をピックアップするわけです。

お互いの時間を頂くわけですからねえ。

軽く考えてはいけません。

 

気軽に頼む人はここの苦労がわかってない。

頼むときにすごくざっくりとしか要望を言わないんですよね。

 

「〇〇やってる人知ってるー?」

 

いやいやいや、なんで紹介して欲しいのかとか、その〇〇の中でもどういう人なのか教えてもらわないと。

もっと細かく言ってくれないと誰を紹介すればいいのかわかりません。

これ聞き返すのが手間なんです。

完璧に言えなくとも、ある程度人物像は絞っといて欲しいです。

 

プラスで、それなりの人数の人と知り合いならそこから選ぶ作業だけでも物理的に時間も取りますし。

しかも誰でもいいってわけじゃないですからね。

いやあ大変です。

 

 


②お互いへの確認

 

次にこれです。

紹介する際にお互いへの確認は必須です。

「こんな人紹介したいんですがどうでしょうか?」ってのを一言聞きます。

 

ちなみにこれをやらない人がいるんですよねえ。

いきなり連絡先をぽいっと送って「はいどうぞ!」という感じ。

で、会ってみると向こうはこっちのことを何も知らないという状況。


いやあ、雑。

 

お互いに引き合わせていいかの確認は必須です。

まあこれは普通の会社間でのやり取りではないでしょうが、個人で動いてたりする方だとたまに遭遇するので注意。

ゆーて僕もありましたし。年上の方なので断るのもためらってしまいまして。断るべきなんですけどね。

 

③各自の紹介

これはメッセンジャーとかでグループを作って行うことが多いですね。

 

この時の紹介の仕方が死ぬほど重要だなあと感じます。

ここでの紹介の仕方で相手への印象って大きく変わるんですよね。

社名とか今の活動とか、間違いがあるといけません。

他にも、

 

・今の活動

・所属

・どういう意図で紹介したか

・どういう人か

 

等々、ここら辺をきちんと示さないとです。

 

ここでちょっとずれるってことも結構あるんでこの前にもう一回お互いに確認は必須ですね。

 

ここで雑な紹介されるとちょっとイラッとします。

自分のもそうですし、相手の情報が例えば

 

「とてもかっこいい人です!」

 

とかだと、

 

dec5318b7bf0b11d126665fa2bb0b9052
(誰か元ネタ教えて)

 

ってなります。

(ちなみにこれに近いこと言われたことあります)

 

これはメッセージ作らないでやってたこともありましたが、一方が連絡途絶えるとかたまにあったのでやんわり催促できるように基本は僕も含めてます。


まとめ

 

という感じで紹介って結構気を使うんです。

なので、これだけに限らず人に何か頼むときは「裏でどんな苦労があるのかなあ」ってのを考えないとダメです。 苦労って、お金とか時間だけじゃなく精神的なものとかも入ってくるのでしっかり考慮しましょう。目に見えない労力ってなかなか気づけないんですよねえ。

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