新たな年度が始まり一週間が経過。
いかがお過ごしでしょうか?
すでに「会社辞めたい」と嘆く新卒が出るなど、激しく同意な衝撃的な出来事も耳にしております。
でもたいていはまだまだ、元気いっぱい!な方が多いでしょう。
五月になるまではな、ふふふ
そんな新しい季節。やはり新しい出会いもあるわけで。
仕事上の始めましてから、「いずれこの人とムフフ」に繋げるための初めましてまで、街中には様々な「初めまして!」が溢れてるわけです。
そんな「初めまして」。
当然そこには初対面のコミュニケーションがつきもの。
このコミュニケーションが我々人見知り、
もとい、人付き合いが苦手な人間にとっては大きな関門。
周囲が初っ端から笑いを取り始めるともう心臓から口が・・・・・・いやいや、口から心臓が飛び出しそうになります。
たとえば、集団で自己紹介の流れになったとしましょう。
「何を話そうかな」
自分が思案するなか、周りはなんだか笑いを取り始めている。
この流れになったら最後、笑いを取らなければ、いけない・・・・・・!!
―――そして、すべる。
何度体験したことか
目次
せめて不快感は与えないようにしよう
残念ながらそのような面白い印象を残せるのは、トークに慣れた方々の特権。
そもそも僕は面白いこと言おうとすると噛むし・・・・・・
ならば我々は「別に無理してインパクト残そうとしない」という考えにシフトしていくべきなのです。
もちろんそれは“話さない”ということではなく。そっちのが楽だもんね
さすがにそれは社会で生きていくうえで難しいですから。
で、あれば、
最低限相手を不快にする接し方を避ける
こういう考えにするのはどうでしょうか?
面白い話が出来ないのは、性格だ、仕方ない。
ならばせめて、相手を不快にさせない接し方だけでも知っておきたいもの・・・・・・!
普通の接し方が0ならば、面白いものは100、不愉快なものは-100。
マイナスよりかは0スタートの方が、絶対いいのだ。
というわけで人付き合いが苦手な人に向けて
確実にインパクトに残るコミュニケーション方法〇選!!
じゃなく、
最低限相手を不愉快にしないために心がけたい接し方二選少ないとか言うな!
こちらを紹介したいと思う。たぶん初対面じゃなくても使えるんじゃないかな。
盛り上がる練習は他でしてくれ
*注意
かなり個人の経験に基づいてるので当然ながら「いや別にこれ気しねーし」や「これ入ってなくね?くそだな」とかあるかもしれませんが、まあ個人の戯言なのでそこは多目に・・・・・・(甘え)
ちなみに「挨拶はしっかりね!」「見た目はきちんとね!」とかは腐るほど溢れてるので割愛。
不快感を与えないために【①距離感を離して接する】
あなたも記憶に無いでしょうか?
ーーーなんだろう、初対面でこの馴れ馴れしさは?
と感じたこと。
やたらプライベートに踏み込んできたり、妙に上からな雰囲気だったり・・・・・・。
こうなるパターンは二つ。
もともとコミュ力があるからぐいぐい行ける
or
接し方を知らないばかりに、
焦って妙に距離感を近くしてしまう
のどちらかだと思うんです。
前者は放っておいても人との仲を深めますが、
後者は放っておくとあらぬ方向に向かってしまいます。
今までの人生で正しい距離感で友人を作ったことがないと、
そもそも初対面でどういう距離感を保つべきなのかが分かりません。
周りがとても仲良さそうに話している・・・・・・。
↓
やばい、自分も仲良さそうにしたい・・・・・・!
↓
とりあえずなんか親しげに接すれば・・・・・・!
で、“親しげ”を勝手に想像した結果やたらとなれなれしい感じになる、と・・・・・・。
物理的に個人のパーソナルスペースに食い込んだり、恋愛や細かいプライベートの部分等、本来もっと時間をかけてから聞くべき事項を会話にぶっこんでしまう。
こうなるとどうなるか。
よし!深いとこまで話せてる!
(なにコイツプライベートまで踏み込んでくるのマジきもい)
ああ、何度やってしまったことか・・・・・・。
僕も大学に入ってから人間関係を伸ばしはじめたので、それまで人と接する機会が平均よりも薄かった。
そのため「彼氏いるのー?」とか、相手が少し答えたくなさそうな素振りをする話題を遠慮なく質問攻めにしたり、なかなかの横暴具合でした。
一番ひどかったのが、大学四年の夏ごろ。
当時自分達がしていたイベント企画等の活動に興味を持ってくれていた女の子が、
僕らのイベントに来てくれたときのこと。
軽く話す機会があったのですが、なにぶん女性への免疫がなく、
しかもその後輩は器量が良いときたもんだ。
僕としては実にハードルが高い。
これはどう接したものか・・・・・・と色々考えた結果、
(よし!あだ名をつけて距離を詰めよう!)カエルに似てるね!
と言い放ってしまいました。
今思い返してもひどい。なぜそんなことを言ったのか。
百歩譲ってあだ名をつけようという発想はいいが、なぜカエルだったのか。
今振り返っても分からない。
本当にごめん
こういったぐいぐいな距離の詰め方が許されるのは(もちろんカエルはダメだけど)、
やはり一定以上のコミュニケーションが図れる方だけだと思うんです。
人と接することに慣れているからこそ絶妙なラインが分かるわけで、
僕のような弱者が無理に詰めてはいけないのだ。
ではどうすれば適切な距離が取れるのか?
もちろん心意気も大切ですが、精神論に寄るのは好きではない。
なので一個、すぐに出来る具体的な方法をばご紹介します。
それは、
気軽にタメ口をきかないということ。
もし当てはまる方がいれば、やめましょう。
いや、いないかもですが、少なくとも僕はタメ口を使うことによって距離感を間違えていた人間の一人。
やっちゃってたのが、年下と分かった瞬間にタメ口になるということ。
学生であればいいかなと思います。ですが社会人でこれをやってしまうと、「うーん」となりかねないので僕はやめました。
僕個人の気持ちとしては「おっしゃ!年下やんけ!タメ口で話して距離縮めよう!」といもの。でもタメ口になると必要以上に気持ちが相手に近くなってしまうんですね。
思えばタメ口時代の僕は初対面に恋愛事情やらプライベート事情やらをぶっこんでいた気がします。その結果「なんかちょっとあの人はうーん・・・・・・いい人なんだけどうーん・・・・・・あはは」という評価を数多く頂く結果に。
話す内容も然りですが「タメ口で話すとなんだか仲良くなった気になってしまう」ということによって、要らぬ距離感の詰め方をしてしまったんじゃないかな、と。
もちろん、距離感を間違える根本原因はタメ口ではないと思います。
どちらかというと相手への関わり方への意識の問題。
でもいきなり「意識を変えようぜ!」と言っても、人はなかなか変わりませぬ。
であれば、まずは簡単な行動を変えてみればいかがでしょうか、ということです。
話している側はもっと仲良くなろうという一心なんですよ。いやホントに
不快感を与えないために【②初対面でのいじりは要注意】
この「いじり・いじられ領域」というのは、なかなかやっかい。
というのも一概に「良い・悪い」ではくくれぬものだからです。
たまにいますよね。
なんか知らないけど自然といじられキャラに回っちゃう人。
こういった方と話すときは、特に気を使いましょう。
このキャラクターって、一見気を使わなくてもいいように思えます。
が、実はむしろ逆で、いじられキャラの方というのは常に「いじられて美味しいヒャッハー!」と感じるとは限らないのです。
相手にとって心地良いいじりが出来るか?
いじられキャラの方の中にはたいてい、
(1)いじられてもいいネタ・悪いネタ」
(2)「この人にならいじられてもいいかな」と思える人・思えない人
のフィルターが存在します。
ここにいじる側が当てはまらない場合、
ただただバカにされたような気持ちになっていしまい、
「場を盛り上げるためにいじってみたらむしろ不愉快な気持にしてしまった」
という悲しい状況が発生してしまうのです。
ーーーいじられキャラだから何言っても盛り上げるだろう
と、思っている方!要注意でございます。
例えば「恋人がいない」というネタであれば、僕はわりとウェルカムないじり。
もちろんいじり方やTPOはありますが、基本は「おうおう言ってくれたまえ」という感覚。
でも人によっては言われたくない人もいるわけでして。
逆に僕は(モノにもよりますが)容姿に関することを初対面の方にいじられるとたいてい
コンクリートで沈められたいのかな?
という気持ちになります。
別にいじられたくないわけではないんですが、さすがに初対面でこれを言われるのはちょっと・・・・・・。やはりここは信頼感の問題でしょうか。
ここの分別が非常に難しいんですね。
別の人がいじっていたからオレも大丈夫だろうーーー
自分は言われたら美味しいと思うし、この人もそうだろうなあーーー
でいくと、怒りを買うことになったり、すっと離れていったり。
怖くなったら、話題に出さない方が無難。
特にその場の雰囲気に応じた対応が出来ない人、
もといコミュニケーションが苦手な方々がいじる場合は慎重に扱いましょう。
特に「身体的・精神的コンプレックスから成るいじり」に関しては。
人によってはかなーり気にするので。
まとめ
どうでしょうか。
とりあえずこの二点を踏まえて初対面でのコミュニケーションをはかれば、とりあえず嫌われることはないかなと。
人にある程度踏み込むのは、仲良くなるには必須の作業。
でもそこにたどり着くまでの時間は人によって違いますからね。
人付き合いが苦手なら、無理せず、とりあえず無難なところからスタートしましょ。