【就活】ミスマッチはお金が原因。僕はこれで就活が嫌いになりました。

 

 

 

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*この記事は2017年4月に書いた記事をリライトしたものです。一部本文の情報が現在と異なりますのでご了承ください。

 

 

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この時期の就活生を見ていると苦しくなってきます。

だって、ねえ、なにを好き好んでこのクソ暑い日に熱のこもる黒いスーツを着て一日に何社もの面接に赴かなければいけないのか。想像するだけで地獄。

僕は今クールビズのため腕捲りで仕事しているのですが、学生は人事の許可がでなきゃ腕捲りもできないなんて、どーなのよ。腕捲りが失礼に値するとかよくわからない。

タイムリーでこんな数字も出てしまっていますし。

 

prtimes.jp

 

過半数が内定獲得済み……。このくそあつさ+精神的なプレッシャーって、もうやばいですね。ほんと。僕も死にそうだったなあ。まずはご自愛ください。。。

 

 

焦らず就活を進めておくれ!

 

こうした記事を見ると考えてしまうことがあります。それが、

 

 

どうか焦らず就活を続けておくれ!!

 

 
 
 

ということ。この時期に内定がないとマジで焦るんですよ!僕もゼミの中で唯一無い内定になった時は割と絶望していましたし。

でもここで焦って企業を決めてもあまりいいことはありません。僕の周りでは今、続々と転職や無職活動を始めている友人もいます。ほとんどの人が、就活時代は比較的スムーズに決まっていました。

理由を聞いてみると、

 

 

・上司からのパワハラやセクハラ

・止まらないサービス残業

・文字通りの暴力

・40歳近くにならないと東京に戻れないような転勤

 

 

と背筋が凍るような理由ばかり。しかも皆さん絶対に聞いたことのある大企業ばかり。零細企業の出来事じゃないんですよ、びっくりです。

さらに僕のようになんとか正社員就職できたとしても、残業100時間すっ飛ばすような会社に捕まってしまうこともあります。

学生のみなさん、キャリアセンターや親の言葉に惑わされちゃだけですよ。早く終えればいいってもんじゃないですよ。

 

どうしてミスマッチが起こるのか

 

このような感じで、早々に就活を終えた周囲の友人はもちろん、僕自身も体験しているミスマッチ。

どうしてこのようなことになってしまうのか?巷でよく言われるのが、

 

 

・学生のやりたいコトが見つかっていない

・理想に近しい企業が見当たらない

 

 

等でしょうか。

もちろんこれらも要因の一つ。やりたいことができず、地道な仕事しか回ってこないなんていうのはよく聞く話です。

でも僕はそれ以上に就活の文化的な問題も大きいんじゃないかなと思うのです。ちなみに今回の僕の意見は結構夢想的なので、それも踏まえた上での一意見として捉えていただければと。

 

『就活生がお金を出さない文化』が問題

 

この見出しだけを見るととんでもない誤解を生みそうなので先に補足をしておきます。

『学生もっと金払えオラ!』ということでなく、就活において『そもそも学生が企業にお金を払う文化』が無いということです。

今の時代、以下のものは無料が当たり前です。

 

 

・GDセミナー

・面接対策

・ESセミナー

 

 

大抵企業や大学でも開催してくれますよね。

でもこれって本来であれば有料級のはず。そうですよね、電気代、場所代、人件費、印刷代、諸々かかってますから。

仮に社会人が社長クラスのセミナーを行こうとすると数千円とかいうぼったくり高額な料金になります。
 

 

 

企業が学生に金を要求するなんてはおかしい!学生のことををなに何も考えてない!

  

 
 
 
というのが一般的な認識。まあそれはそうでしょうねえ。就活において、学生が企業に明確に売上をもたらす形でお金を支払うというのはそうそうないかと思います。

僕はこの図式がミスマッチの一因ではないかなと思っています。すなわち『企業だけがお金を出す』という構図が。

 

 

人材紹介のデメリットが浮き彫りに

 
顕著なのが人材紹介業ではないでしょうか。 
 
 
学生が人材会社に登録
→人材会社は学生を登録企業に紹介
→内定決定で人材会社に料金が支払われる
 

 

というのがオーソドックスな流れ。

今は看護師に特化した紹介会社やベンチャー限定サイト等もありますが、大枠はどこも同じかと思います。

これを学生と登録企業それぞれのメリットから考えると、

 

 

学生

・隠れた企業を紹介してもらえる

・エントリーの手間が省ける

・人材会社からの後押しがある

・就活対策をしてもらえる

 

 

 

登録企業

・採用のプロに任せられる

・自社の重要な事業に集中できる

 

 

でしょうか?

 

この仕組みで起こること

 

この仕組みではある大きな問題が生まれます。

それは『お金を払っている顧客=人材会社を利用している登録企業』がどうしても優先的に考慮されてしまうということです。

人材紹介会社にお金を落とすのは、そこに登録している企業。そうなると人材会社側が登録企業のことを優先的に考えるのはある意味当然の流れ。

就活生にとって微妙だと思う企業も、

 

 

利益のことを考えると紹介せざるを得ない……

  

 

なんてことはざらにあります。

本来学生に勧めるべきではない企業を紹介すればミスマッチが起きるのは当然でしょう。

もちろん『やりたいことが見つからない』と言ったことも要因の一つ。

ですが、企業情報を握っている人材会社がそれを正しく学生に伝えなければ選択肢自体が広がりませんし、

 

 

ここはお得意さんじゃないから後回しで……

  

 

なんてことで学生に紹介されないことがあるかもしれない。

僕もまがいなりにもサラリーマンを経験したので分かるのですが、仕事においてはお金の優先順位が圧倒的に高い。

『金だけが全てだ!ヒャッハー!』とは言いませんが優先順位が圧倒的に高いのは事実です。

それを考えると仕方ない面もあります。

でも就活生側としたら、嫌ですよね。

 

数をさばくので学生にじっくり向き合えない

 

人材会社も大変なわけです。社員の給料やいろんな費用を払うためには、できる限り多くの学生を登録企業に紹介して利益を出さなければいけませんので。

学生を一人紹介で数千万が人材会社に入るなら別ですが、基本の紹介料は数万~数十万程度/人。社員の人件費ですぐ飛びます。

なので数を打つのは必須。学生一人一人に寄り添うなんてほぼ不可能になってきます。

お金を生まない学生に寄り添う暇があったら、お金を出してくれる登録企業を優先したくもなります、ええ。

 

 

あまりにもひねた見方をしすぎだろw

  

 
 
 
と思われた方、確かにそうかもしれません。

ですが僕自身、就活時代に『これ酷くないか……?』という経験をしたことがありまして。そこから、あまり人材会社を信用できなくったという経緯がございます。

人によってはそんな小さいことかよと思われるかもしれませんが、僕からしたら嫌なな出来事があったのです。 

ちょっとそんな小話を三つご紹介します。

 

①忘れないでver.1

 

まずは、新宿の某有名人材会社を使っていた時のお話から。

その会社は、人材紹介はもちろん就活生向けのセミナー等も主催しているような会社。僕も何度かセミナーを受けていたことがありました。

その流れで一度企業紹介を受けることになったのです。

忘れもしない総武線沿線沿いにあるとある介護企業。いやあ、今でもはっきり覚えてる。

その時のエージェントは女性、気の強い感じだったのを覚えてます。その方曰く、

 

 

ここの会社、一次はすんなり行くけど二次がものすごい圧迫だから必ず対策しましょう!

 

 

 

とのこと。

そもそも圧迫面接なんてやるところはちょっとまあ色々アレな会社しかなので本来避けるべき。

しかし当時の僕は、四年の九月が終わり周囲は内定を撮り終えているような時期。凄まじいまでの焦りを覚えながら、自分だけ就活続行していました。

 

 

もう決まるならどこでも良いや!!

 

 

という気持ち。

で、まず一次。ここは難なく突破。軽く雑談をしただけで終わった覚えがあります。

ちなみに女性面接官が二名だったのですが、はっきり覚えてます。

 

美人&巨乳でした。

 

一人は唇の左側にホクロのあエロティックな方。少し壇蜜っぽかった。もう一人はおとなしめの美女。すらっとしていて、一度話題になった美人すぎる市議の人に似ていました。どうしてこんなに鮮明に覚えているんだろう

 

 

やっべえこんなお姉さん二人から面接とかまじやべえホントやべえ(語彙力)

 

 

という状態。

本当に当たり障りの質問をされ軽く談笑。いやあ、あの時ほど女性と饒舌に話したことはないかもしれません(遠い目)。 

 

エージェントに報告

 

問題はこのあと。

この時の面接結果をまずはエージェントに報告します。

 

 

今日の面接の結果は~~~でした。もっと~~~しようと思います。

  

  

 

 

お疲れ様です!連絡ありがとう。次は二次面接対策をしましょう!希望の日時を送ってください!

  

 

ほんとはこの間に二次の結果連絡の流れが入ってきますがそこは割愛。思った通り一次は通ってました。
 

後日対策希望日を連絡。

 

 

○月×日でお願いします!

  

 

 

 

 

返信なし。

 

困りました。二次まであまり時間もなかったため僕も早く対策をしたいのですが、なにぶん連絡が帰ってこない。催促もしましたが、結局何もなく二次面接当日に。

噂通り、時代遅れの面接官が自己満足するだけの圧迫面接に付き合わされて終了しましたとさ。

 

エージェントに裏切られた感

 

圧迫面接だよ、とは聞いていましたが、それまでそういった経験もなかった僕にはかなりハードルが高かった……。

加えて元来メンタルが弱いもんですから、上手く受け流すスキルもなく。あったらここまで就活してない

頼りにしてたんですけどねえ、エージェントさんは。返信がこない悲しさと、訳も分からず圧迫面接で人格否定を受けるのはかなり堪えました。

これでもし内定獲得していたら、その人材会社に金が入ると考えるとかなり嫌な気分。

社会人が忙しいのはわかります。とはいえ学生の扱いが雑になるのはしょうがないことなのでしょうか?やっぱり金をおとさないからかな、学生は?

 

 

②忘れないでver.2

 

続いては五反田にある人材会社での話。

正直この会社はググれば悪評三昧。メールを夜中の3時に送ってきたり、22時に電話してきたりとなかなかに色々アレな会社。僕も学生の時にオフィスに行ったら、

 

 

なんか雰囲気悪くねえ?

 

 

 

と直感で感じたものです。

あ、ちなみに就活生が感じた「この会社、なんか嫌だな」という直感は結構当たります。

周りからは「見た目で判断するな!」とか言われますが、人間の直感って結構あてになるものですよ

このように、薄々ここやべえなと感じつつも追い詰められていた僕はこの会社で紹介してもらうことになりました。

 

待ち時間の悲劇

さて、担当のエージェントから希望日時を聞かれ訪問することになった僕。

いつも通り淀んだ空気の流れるオフィスに足を踏み入れ、会社のある階へ。

入り口に電話がありそこで会話。

 

 

あ、◎◎大学の~~です。面談に来ました。

   

 

 

 

あ、わかりました。それでは外の椅子にかけてお待ちください。

  

  

と言われ待つことに。小さな椅子に腰掛け、エージェントが来るのを待ちます。

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

 

来ない。

 

 

五分ほど経っても一向に来ない。多分忙しのだろうと思い待ちますが、来ない。

この間にも別の就活生はどんどん中へ通されていく。明らかに僕より後に来たのに……。

多くの方がこの時点で「いやもう一回呼べよ!」と思われるかもしれませんが、忙しいエージェントをあまり急かすのも悪いかなと思い、もうちょい待ってみることに。

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

そして待つこと数十分。

 

とうとう痺れを切らしてもう一回電話で呼び出し。

 

 

 

すみません、面談に来たんですが(切れ気味)

   

 

 

 

あ、はいはーいわかりました、少々お待ちくださーい

  

  

 

 

・・・・・

 

 

来ない(二回目)

 

 

は?

いやいやいや数十分も待たせておいたのに、まだ待たせるの???????

今度は20分ほど待たされ、エージェントが到着。

さすがに何か一言あるだろうと思っていましたが、まさかの何もなし。何事もなかったかのように面談が始まりました。

あまりにも普通に面談が始まったので思わず小さい声で、「エッ」って声出たわ!!!

いや、もちろんそこまで待った僕がアホという意見もわかります。人の事情を考えすぎて催促とか積極的にできないタイプなもので……。

が、常識的に考えて一回呼んだのに合計一時間近くも待たせるのはおかしい。学生を入り口に放置して気づかないもんなんですかね?

僕自身が働いてみて、サラリーマンが忙しいというのもわかるし、細かいところが抜けてしまうのも多少はしょうがないとも感じます。

でも、これはちょっと普通に引きました。こんだけ待たせて全く気づかないものなんでしょうか……?僕ならそんな恐ろしいことできない……。

 

③被りすぎだお前ら!

 

さて、最後も同じ会社。

正直この会社は細かいとこまで含めるともうなんか色々ありすぎて嫌になるレベル。本当にこの会社はお勧めできません。

この時はまた別でエージェントとの面談。僕のやりたいことや価値観を聞いてもらい、それにマッチしそうな会社を紹介してもらうことになってます。

 

 

ぶっちゃけこのヒアリングの時点で適当な感じはしてた、うん、スゴーーーク。

 

履歴書を元に僕の志向をヒアリングしてもらったのですが、これ自体がほんの数分で終わり。

他の会社だと、自分の年表を書かされたり深いところまで聞かれたりしながらがっつり時間を取っていたのですが、ここはホントにさらっとで終わり。

そそくさと離席し、紹介企業の紹介用紙を渡して来たエージェントを見て、

 

 

え……?今ので嗜好わかるん??

 

 

と、めちゃくちゃ不安な気持ちに。

この時渡されたのは5社ほど。いろんな業種があり、その中に介護用の寝具を売ってる会社がありました。

で、エージェントの話を聞いていたのですが、

 

 

こいつ絶対これノルマだわ……

 

  

と思わざるを得ないような内容。

 

 

ぶらりくんの言いたいことはとてもわかるなあ、ウンウン。とーってもよくわかる。でもね、この会社は○○で〜〜

 

 

 

このような文脈で話を繰り返すばかり。

こちらの要望をすっ飛ばしその会社の情報にすぐ結びつけようとする。どう見ても選ばせようとしてるようにしか思えねえ……。

申し訳ないのですが、介護や飲食をはじめとしたサービス業に対してきついというイメージを持っていたため、ここは受ける気ゼロ。

本来選り好みしていい時期ではないのですが、それでも激務な会社に捕まるのだけは嫌だなと思い、

 

 

すみません、あんま良いのなかったのです別の見ても良いですか?

 

 

と素直に伝える僕。

向こうも折れたのか素直に次の案件を探しに行くエージェント。

 

乱入者登場

戻るのを待っていると、ふと別のエージェントが登場。それは、僕が何度か会社に行くたびに少し話をしていた顔なじみのエージェントでした。

この会社も学生向けのイベントを開催しており、僕もたまに参加していたんですよ。なのでちらほら顔見知りがいたのですが、そいつその方もその一人。顔を知ってるだけで微塵も仲良くありません。

これがまた非常に馬に似ている男。今でも顔は覚えています。何度か話したけど普通に嫌いでしたね。

ここの会社は面談場所が個室ではなく、広間に小さなパーテーションがいくつもありその中で話をする感じ。

なので普通に歩いている社員や学生が見えるんですよね。だからたまに話しかけてくるめんどくさい社員はいる……。

 


この馬面はずば抜けてめんどくさかった。

 

 

おーまた来たね。どんな感じ?

 

 

 

 

(なんだこいつ馴れ馴れしいなお前の後輩じゃねえぞ)あ、ども……

 

 

 

 

 

今日はどんな企業探してるの?

   

 

 

 

(だから馴れ馴れしいぞ!)今日は~~~~っていう感じの企業を探してまして……。

  

 

  

 

 

おー!ぴったりの企業あるよ!

   

  

 

 

え、今の一言でわかるのかよ!

 

と心の中で総ツッコミ。しかし断る勇気はないのでおとなしく馬面男が紹介する求人情報を受け取ると……、

 

 

いやさっきの介護の会社じゃん!!

   

  

 

僕が先ほど断った求人を、見事に渡されました。もう苦笑い。なにちょっと新たな発見があったよ的なテンションでおすすめしてんねん。

そもそも別のエージェントを待ってるのに、自分の案件学生に紹介するなや……。

先ほどのエージェントの態度といい、この馬面の推薦といい、どう考えてもノルマとしか思えません。

無論それも丁重にイライラしながらお断りしました。

 

小さなストレスが重なった就活でした

 

 一個一個のエピソードは大したことはありません。ああ、連絡忘れちゃったのかなはははで済ませるべきでしょう。

でもこれは就活。

暑い中スーツを着るストレスや会社に気を使うストレス、上から目線の人事へのストレスや圧迫してくる面接官へのストレス等が、あらゆる方面から降り注いで来ます。これに加えて連絡がこないだの忘れ去られるだのが重なれば、イライラしない方がおかしい。

全員が全員就活を楽しめるわけでもないし。

細かいことを含めると結構ありますが、とりあえずはこのくらい。本当に適当な人もいるんだなというのが正直な部分です。

ちなみに怖いのはどちらの企業も『優良企業うんたら』に名前が乗っているということ。本当にあの手のランキングはあてにならない……。
 

 

学生が金を払えば結果が違うはず!

おっと、話を本題に戻しましょう。

このように人材会社から軽んじられる経験をして来た僕。おかげでこんなひねくれた人間がりました☆

ここには間違いなく『お金を落とさない学生』への気の無さが大なり小なり存在しています。だって自分にお金を払ってくれる人であればもっと誠実に対応するでしょう?

ではここで逆転の発想。

 

 

もし学生がお金を払う立場であればどうでしょう?

 

お金を払うお客様の連絡を無視するでしょうか?

 

適当にそこらへんに放置するでしょうか?

 

 

しないでしょうね。お金を払う側がお客様として優先される世の中。

であれば、学生もお金を出す側になって優先されればええやん!というのが今回の主張。相当安易な考えですが、この思考って大事だなと思います。

今の常識では、学生から金を取るという考え自体が、あまりよろしくないと思われがち。最近だとドワンゴが受験料の徴収を行うことが話題になりましたね。今年もやってるのかな?

賛否両論ありますが、僕としてはこういうのはアリかなと。学生が支払うお金が企業にインパクトを与えるなら、その学生を軽視した行動はできません。

具体的にはオワハラや圧迫面接、連絡なしの落選など。

だって、お客様に対してそんな絡んじた行動はできないはず。それにドワンゴのサイトにも書いてあるように企業側も本気度をたやすく測れて、記念受験みたいなものも無くなるでしょう。

もちろんやり方は考えないといけません。いきなり『数万払え!』はさすがにやばい。

なので金額は抑えめに。ドワンゴの場合は、例えば「最終選考で落ちたら返金」とかそういった保険をかけると良いんじゃないかな、なんて思います。

 

学生課金タイプの紹介サービスはどうだろう?

 

『学生がお金を落とすなんて難しだろう……」と思われるかもしれません。

でも『ワンコインくらいで学生の痒いところに手が届くようなサービス』なら可能じゃないでしょうか。

例えば、企業についての情報が全てまとまっているサイトなんてどうでしょう。これは僕のアイデアではなく、現在起業している友人がその昔、会話の中で一例として挙げていたものです。

 

 

 

今はいろんなサイトに企業の情報が転がり過ぎてる。

学生もどれを見ていいかわからないし、何を信じていいかわからない。

だったらその情報を全てまとめて学生向けの会員制サイトにしてみたらどうだろう。

基本情報はもちろん、偽りなしのインタビューやいいことも悪いことも書いたり。

で、企業からは金を取らない。これだと都合のいい情報を喋る企業は排除できるからミスマッチも減らせそうだよね。

まあ儲かるかは別だけど、てか多分もうかんないw

 

 
 
 
おお、なるほどねと思いました。確かにそれなら学生がお客様になるので、企業への配慮もいらなくなる。もっと本音で就活ができるということ。

もちろんこのままでは儲かる可能性は低いですが、こういう考え方が大切なんだなあ痛感しました。

 

学生課金モデルができたらすごい!

 

なんだか長ったらしくなってしまいました。要約すると、

 

 

 

誰か学生課金型のいいビジネスモデルがあったら編み出して!!

 

  
 

という他力本願極まりない主張です。実際これができたら相当強い。今までの上下関係をひっくり返せる可能性があるわけですから。

企業というのはどれだけ綺麗な言葉を並べても結局は利益を出さないといけない集団。その過程で学生よりも利益につながることが優先されること、これもしょうがない。

なら最初から企業に期待しない方がお得。結局自分より利益を優先されてしまうなら、こちらも企業におじおじする必要はないのかなと。

100%本気であなたのことを考えてくれる企業はおそらく存在しない。だったら自分で好き勝手に考え、好き勝手に行動する方が後悔は少ないですよ。

 

 

就活生はもっと力を抜こう

 

だいぶ長々書いてしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください。

このように学生課金の就活モデルが生まれれば、流れは一気に変わる予感がします。

良くも悪くも企業優位な就活制度を作ってしまったリクル◯トに誰か一矢報いてくれませんか?(他力本願)

また、思わず僕の体験談も長々お話ししてしまいました。今回の話から就活生のあなたには、 

 

 

普通に適当な会社も多いし、ある程度適当で良いんじゃね?真面目にやると病むよ

 

 
 

とお伝えしたい!

会社側の適当さを経験すると、ガチガチに緊張して社会人にかしこまりながら就活するのがアホらしくなってくるんですよね。自分はきっちりしているのに、なぜ向こうはこんなに適当なんだ、と。

むしろ気を抜いて、少し適当なくらいの方が絶対に良い。もちろん誠実な企業もあります。でも対応がおかしい企業がいるのもまた事実。

だからこそ就活はある程度軽い気持ちでやってほしい!

特にこれから就活が本格化してくると、周囲が内定を獲得する中自分は取れないという焦りに悩む人もいます。そんな中クソ真面目にやりすぎてもマジで元気を失います。

 
 

 

まあ縁がなかったんだなツイッターに文句書いてやるわへっへーん!

 

 
 

 

くらいの雑さは持っても全然大丈夫ですよ。 

今回の話は『こんな感じの会社も多いので、あんま緊張しすぎず、ある種適当に就活を進めるのも大事だよ』というネタにでもしてくださいな。 

 

 

 

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