北千住周辺ランチ・ディナー

竹ノ塚の縁側カフェ『昭和の家』は社畜お断り!?悔しいから戦争を仕掛けてきたぞ!!

―――そして僕は怒っていた。

あるときFacebookで友人がこんな投稿をしていた。

「今日は念願の縁側カフェ行ってきました!とても良かったー!」

これと一緒に数枚の写真がアップされている。
写真に古民家と思われる風景画チラホラ。

ほほう。
古民家風のカフェ、とな。
なんとお洒落なネーミングよ・・・・・・。

フリーランスはこういうオシャンティーなカフェで作業するもの(当社比)。
そして、最近気持ちだけはいっちょまえのフリーランスを気取っている僕(社畜・24歳)からしたらなかなかに興味深い。

今度の休みに行ってみようかな。
どれどれググッてみよう。

すっ、すっ(スマホをスライドする音)

ほうほう、なかなかにお洒落な店内・・・・・・ん?

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な・・・・・・

土日休み・・・・・・!?

しかも、

営業時間が11:30~18:00・・・・・・だと!?

社畜が行けるかあああああああああああああああああおらあああああああああ!!!!

これはいったいどういうことだ・・・・・・?
カフェとはまさに土日や平日夜が稼ぎ時ではないのか・・・・・・?
こんな営業時間では、このカフェの近くに住んでて且つ17時くらいに終業するサラリーマンしか行けないではないか・・・・・・!

そんなホワイト企業が今日本にいくつ残っていると思っている!!!

はっ・・・・・・!まさか・・・・・・!

「別にサラリーマンも来て良いんだけどお、まあ由緒ある古民家っていうイメージ的に社長さんとかあ?あと、時間に余裕のあるフリーランスっていうのお?とか、自分に余裕がある人じゃないと無理じゃないかなあ?いや来ても良いんだよお?ただ会社に時間を飼いならされた大人が来るのは難しいんじゃないかなあ?」

ーーーそして冒頭の文章に戻る。
決して邪知暴虐の王を取り除かないといけないとかそんなことは考えていない。
ただ、この縁側カフェからの”社畜への挑戦状”とも言える営業時間・・・・・・。
飼いならされた犬は、来るな・・・・・・と!?
これほどの屈辱を受けて逃げるわけには、いかぬ。

―――よろしい。ならば戦争だ。

いざ出陣

サラリーマンを、舐めてはいけない。
我々には、代休という奥の手がある・・・・・・!
今回もコイツを召喚。
この海鮮丼のときもコイツには世話になった。今回も頼むぜ。

www.burarin-gurume.com

こうしてやってきた縁側カフェ”昭和の家”
東武伊勢崎線竹ノ塚駅から徒歩15分ほど。
僕のようにこのカフェに戦争を仕掛けたい社畜同志のために、
最後にアクセス方法を紹介しておく。
コチラが現地。

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ほう、なかなか趣のある入りぐt・・・・・・

はっ!これは戦争・・・・・・!
雰囲気に飲まれては、いけない!
ちょっと日本的なだけじゃないか!危ない危ない。

数歩進むと真の玄関が登場

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ガララッ

たのもーーーーーーー!
ぶっ潰してやるぜええええええ!

「あ、いらっしゃいませ。コチラへどうぞ」
戸を開けると響く女性の声

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*イメージ画像

お、店員さんいい笑顔。和む。

・・・・・・はっ、いけない!
これは戦争・・・・・・!
油断は、禁物。

女性に誘導され奥地へと進む。

f:id:hitomishiriman:20170314235340j:plain進むにつれて、

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徐々に、

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ガチになる雰囲気。

古民家カフェというので、もちろんお座敷やそういった類のものはあるだろう
ーーー
そう踏んでいた。

だがこれは・・・・・・完全に古民家である。
どういうことだ、それっぽいカフェじゃないのか。
椅子に座り、品物を注文し、届くまではぐるぐる店内を散策。 

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「ここはお前みたいな貧乏人が来るとこじゃないにゃー」とでも言いたげに睨みつける、猫の像。このやろう

めげずにぐるぐるしていると玄関にこのような看板があるのに、気付いた。

f:id:hitomishiriman:20170314235846j:plainあ、ガチだった。
国指定の有形文化財だったのか・・・・・・。
どうりで、古民家っぽいカフェではないわけか。
この家自体が国の宝だったのである。
確かに雰囲気も半端じゃなく、庭の景色も一級品、である。
部屋も明らかにただのお店レベルではない作りこみ具合。

 

はっ!また飲まれるとこだった・・・・・・。
いかん!
これは、戦争だぞ・・・・・・!

品物が到着

そうこうしていると、品物が到着。
玄関で出迎えてくれた笑顔の素敵なおねえs・・・・・・
いや、笑顔で僕を戦意喪失させようとする悪女!悪女が品物を持ってきた。

ふう、どんな罠があるのか・・・・・・。
だが、そこはオレ様。
そうそう簡単に罠にはかからない。
やられる前に、やってやる。

女性の胸ぐらを掴み「おうおう、この営業時間はどういうことじゃ社畜をなめているのかおうおう?」と聞く俺。

「こいつ・・・・・・!そこに気付いたか・・・・・・!」と相手に動揺を誘ってやるのだ。


ははは!

ということをしている自分を頭の中でイメージしながら、

僕「あ、すみません、外の看板の上に個人の表札があったのですが、個人の持ち物なんですか?」↓コレ

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店員さん「あ、はい。私はお手伝いで、この建物はオーナーの持ち物なんです。」

僕「個人のものなんですねえー。だから土日休みなんですか?」

店員さん「というよりも、土日はレンタルスペースとして貸し出すことが多いですね。区の主催のコンサートやお店主催のイベントをやったりしていますよ!」

>区のコンサート
結構格式があるっぽい。マジか
い、いや、国の有形文化財だもん!それくらいは予想できる・・・・・・!

ビビルな!

さあ、それより料理はなんだ!!
なんでも持って来い。
何があっても、ゆるがない!

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やべ、ちょーおいしそう

今回頼んだのは、”抹茶アイスラテ(600円)”と、”苺タルト(580円)”
ややお高めですが、まず見た目はそれに似合うクオリティー。
画質が悪くて恐縮ですが、苺の上に綺麗なシロップが・・・・・・。
光沢がそそります。

まずは抹茶ラテから、一口。
シロップがありますが、まずはそのまま頂きます。

すすす(ストローを啜る音)

おうふ、やや苦め。
しかしいわゆる「うわっ、にがっ!」というものではなく。
イメージとして、茶せんで立てたような、上品な苦さ。
余計な砂糖は使っていないんだろうな。
一口飲むと、抹茶粉のややざらざらした感触が舌に残ります。
茶道を経験しているようだ。昔、他校の文化祭で一回だけ経験した
古民家の雰囲気に、この上なくマッチしています。

そして、苺のタルト。頂きます。

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モグモグ

っんめえ

一口食べると三層の楽しみがあることが分かるでしょう。

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写真だとわかりづらいですが、

タルト生地→ややソフトな生地→ホイップ 

の、三層になっているコトがお分かりでしょうか。
微妙に色が違うだなこれが。
まず最下層のタルト生地。こちらが、サックサク。
食べるとバターの香ばしい香りがスウウっと鼻を突き刺します。
たまらぬ。
これだけでも美味しいクッキーを食べているようで、非常に満足・・・・・・。
二層目はほどよくしめった、でもふわっとしているシフォン(?)生地。

そして最上段のホイップは言わずもがな、ふわっふわ。
口の中で空気のように「ほわっほわっ」な感覚に。

生地はやはりバターとお砂糖で程よい甘さ
比べて苺は、大変程よいすっぱさ。

果肉が非常にしっかりとしているので噛み応えは十分。
一回、二回と、食べていくとどんどんジューシーさが溢れていく。
シャクシャクと歯ごたえのあった苺も、最後の方はトローリな果肉に変身。
図らずも抹茶ラテが苦味のあるお味。
なので、ほどよく甘いタルトだと、反対のお味が楽しめて面白い。
もちろんシロップはあるので、甘い抹茶が良い方はそのようにカスタマイズをば。

お店の雰囲気とあいまって、非常に上質なひとときでございました。
お値段的に毎回ここで、というわけには行きませんが、
余裕が出来たらまた行きたいですな。
ちなみにスイーツセットを頼むと「スイーツ+ドリンク」で100円引きになります。
なので今回のお会計は、
”抹茶アイスラテ(600円)””苺タルト(580円)”の100円引きで1,080円な~り~。

一言メモ

・マジで静か。一日集中したい方に超絶おススメです
・古民家なのでお堅いイメージがありますが、普通に学生や主婦もいるのでお気軽にどうぞ。ただ、小さいお子様がいる場合はあまり騒がしくならないよう注意ですね・・・・・・。このような張り紙があります。

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店舗情報

縁側カフェ

関連ランキング:カフェ | 竹ノ塚駅

店舗への行き方

①竹ノ塚駅の東口からスタート

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②目の前の歩道を渡り右に進むと吉野家があります。
そこまで渡っておくと後ほど楽なのでそこまで行きましょう。

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③吉野家到着ゥ~。ここまで来たら、写っている道を道沿いにひたすらまっすぐ行きます。結構歩くので不安になるかもしれませんが、ひたすらまっすぐで大丈夫です。

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④しばらくすると「ロイヤルホスト」が見えてきます。そうしたらそこを左に曲がります。曲がったら、再びひたすらまっすぐ。ここでも「え、こんな進むの?」と不安になるかもしれませんが、自分を信じてまっすぐ行きましょう。

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⑤この交差点が見えたら道は合っています。あと少し!

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⑥佐川急便のある交差点が出てきました。ここを右に曲がります。

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⑦この道を少しまっすぐ行って右側にカフェがあります。

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⑧到着ゥ~

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あれ、そういえばブログの一文目でなぜか怒ってる。
どうしたんだろうか。
あとで直しておかないと。

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